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PayPay(ペイペイ)の注意点。「100億円あげちゃうキャンペーン」で買うべきモノ・サービスのポイント4つ。

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PayPay株式会社が運営するスマホ決済サービス「PayPay」の「100億円あげちゃうキャンペーン」が12月4日に始まりました。

支払額の20%がPayPayの残高として還元(月最大25万円までの支払いに適用)されるほか、40回に1回の確率で支払額の全額が還元(月最大10万円まで)されます。さらに、Yahoo!プレミアム会員は確率が20回に1回、ソフトバンクとワイモバイルユーザーは確率が10回に1回になるという大盤振る舞いなキャンペーンです。

我が家ではちょうど大型家電の買い替えを検討していまして、この祭りにのるべきか否か、家族と熱い議論が展開されましたのでその顛末(笑)と、このキャンペーンで買うべきモノ・サービスのポイントをお送りします。

PayPay(ペイペイ)とは

ソフトバンクとヤフーの共同出資会社であるPayPay株式会社が運営するスマホ決済サービスのことです。
街での支払いは、スマホひとつで完了。
ApplePayやLINEPay、楽天ペイらと並ぶ、日本では後発となるキャッシュレスサービスです。(それにしても乱立しまくる日本のキャッシュレスサービス、どうにかなりませんかね。一つに統一してよ・・・)

これから日本でPayPayがどのような地位を確率するのか、注目が集まっています。

PayPayのサービス自体は2018年10月から提供されていましたが、12月4日から衝撃の「100億円あげちゃうキャンペーン」が始まりました。
www.paypay-corp.co.jp


このサービスが始まるやいなや、利用者が一斉にサービスを利用し、現場は大混乱。
システム障害が発生し、PayPayサービスは断続的に利用しづらい状況が続いています。
www.businessinsider.jp


冷蔵庫の買い替えを検討していた我が家。この祭りに乗っちゃう??

ちょうど我が家では、旧宅から使い続けている冷蔵庫の使いづらさに不満が募っており、買い替えを検討していました。

日立の真空チルドSシリーズ左開きタイプ。


PayPayは使えるお店がまだ多くはないのですが、ビックカメラヤマダ電機ソフマップエディオン等の家電量販店で使うことができます

冷蔵庫といえば、定期的に新型モデルの発売があり、時間と共に値下がりがしやすい家電です。
今使っている冷蔵庫は使いづらいけど、すぐに買い替えなければいけない、という程ではありません。

この祭りに乗って今買っちゃうべき?
いや待て。
ここは冷静になって、本当にお得なのか分析してみることにしました。


PayPayで大型家電を買うのは本当にお得なの?シミュレーションしてみた

例として、ビックカメラの店頭で冷蔵庫を買うことを想定して計算してみました。
価格は、2018年12月現在のものです。

ビックカメラの店頭で購入すると、約26万。

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該当のモデルをビックカメラの店頭で購入すると、約26万の支払いが発生します。
これをPayPayで決済します。

②PayPayのキャッシュバックが20%で、5万円。

冷蔵庫をPayPayで決済したことでキャッシュバックされる金額は5万(※1)。
※1 ①の20%は5.2万だけど、「100億円あげちゃうキャンペーン」におけるPayPayボーナス付与上限はお一人様につき月額5万円相当なので、5万円になる。

ビックカメラのポイントが8%で、約2万円。

ポイントが①の8%として、約2万円。(厳密には商品によって10%になったりしますが、ここは少なく見積もって8%とします。)

実質負担額は、約19万。

実質負担額は①-②-③=約19万。
ふむふむ。結構キャッシュバックがあるので、実質負担額はお得になります。


PayPayの注意点

ここで、ビックカメラの店頭でPayPay決済して家電を買う際の注意点を考えてみます。



ネット取り置きサービスでPayPayは使えない。

ビックカメラには、Webサイト(ビックカメラ.com)で商品を探して、近くの店舗でお支払い・受け取りをする「ネット取り置きサービス」があります。

このネット取り置きサービスでは、PayPayは使えません。つまり、店頭に出向くor電話で、在庫を確認しなければなりません。


PayPayは店頭で決済する必要がある。

店頭のレジでアプリを使って、決済しなければなりません。


欲しい商品の在庫がない場合、お取り寄せになる。店舗に入荷後に決済したとして、この「100億円あげちゃうキャンペーン」が継続しているかわからない

今回、私が欲しい冷蔵庫はこのケースに当てはまりました。
在庫がない場合はお取り寄せになる訳ですが、届いた時にはキャンペーンが終了していた、ということになりかねません(^_^;)

■追記ここから■
ビックカメラはお取り寄せ時に決済できるという情報も!
各量販店、各店舗によると思いますので、ご確認くださいませ。

②100億円あげちゃうキャンペーンは2019/3/31までの実施です。(公式サイトに明記されました。)

■追記ここまで■



キャッシュバックを加味しても、他の店鋪の方が安いかも

ビックカメラよりも安い店舗があるかもしれません。



注意点を洗い出してみると、大型家電をビックカメラで買うのはコストメリット以上になんとも面倒、ということがわかりました。


狙っている冷蔵庫は、発売直後から緩やかに価格が下落していますし、
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数ヶ月待てばPayPayを使った際の実質負担額19万を切ることは安易に想像できます。
我が家の結論としては、PayPay祭りでの冷蔵庫購入は見送ることになりました。




まとめ:100億円あげちゃうキャンペーンで買うべきモノ・サービスのポイント

我が家での検討を元に、本キャンペーンで買うべきモノ・サービスのポイントを洗い出してみました。

  1. 今すぐに必要
  2. 店頭に在庫がある(在庫がない場合は、取り寄せ時に決済が可能である)
  3. 値下がりが期待できない
  4. 合算して月額25万以内である

この4点ということになります。
iPadスマホ、消耗品は狙い目だと思います。

もちろん、ファミマや一部地域飲食店でも使えますのでお得にお買い物ができます。
使えるお店は、この記事の序盤にペイペイ公式サイトのリンクがありますので、そちらをご確認ください。

このキャンペーンはいつ打ち切り・改悪するかわかりませんので、今すぐ欲しいモノ・サービスがある方は店頭にダッシュε=(ノ・∀・)ノですよ!


私個人としては、「100億円あげちゃうキャンペーン」という祭りに踊らされず、落ち着いてシミュレーションした結果、今回は見送るという冷静な判断ができました(笑)

参考になりましたら幸いです。